こんらん

脳内漏洩。怪我しないでね。(現在、時遡って更新中。)

私はまったくタブーだと思ってないんだけど

最近、初回も観たのに再放送も見てしまった番組がある。心揺れた備忘録として思ったことをここに残しておくことにする。今回は、NHKスペシャルの『ジェンダーサイエンス 第2集』である。YouTube5分版はこちら。

youtu.be

内容説明は割愛するが、出演していた井上咲楽ちゃんの訴えるつらさにあまりにも共感できて泣きそうになった。テレビに向かって「つらいよね、面倒いよね、しんどいよね、うんうんうん」と独り言全開。YOUさんが「(しんどいのは)結局3週間。で、いぇーいって元気なのは1週間くらい。」って言ってて、横で見ていた父上が、「お前(私ね)、これやな。本当に、そうやな。」って言ってた。そうね、そうなのよ。むしろ、その貴重な晴れてるはずの1週間に、別の不調(やれ歯が痛いやら、やれお腹壊したやら、そういうの)が入ったりするから、実質、年がら年中「元気じゃない」ということだ。あれま。

私も知らず知らずのうちに諦め、というか、「そういうもん」と疑問に思っていなかったし、「経験のないことをわかれって言われたってわかんないよね、うん仕方がない」と無意識に期待しないようになっていて、男性や共感できない女性に、今以上の対応を求める気も起きていなかった。けれども最近は“ジェンダー”という言葉自体も浸透してきて、私の意識も少し変わった気がする。まぁ自分自身はともかくとしても、性別とか関係なく、“人間誰しも出来る限り不快な気持ちにならない方がいいじゃんねぇ”と考え始めた。“わからない”が人を傷つけていい理由にはならないし、精一杯歩み寄っても理解できないならばそれぞれ独立したところで離れて在ろう、わざわざ傷つけあう必要はない、と思っている。「女だけの悩みだ、男にはわからん」とか「男側の事情が女にわかるものか」みたいな、競争でもないし、比較して解決するわけでもないし、喧嘩腰なのは本当に無駄無駄無意味だと思う。

番組内容は自分が思春期に習わなかったことが沢山紹介されて、人体の不思議とか人類としての営みとか、なかなか興味深かったのだけど、まだまだ追究したいこと語りたくなることあるだろうなー。(まああちこち話題を広げると番組として収拾つかないか。)男性は無関係じゃないってくだりとか、そりゃ生殖に関わる機能だから当然なんだけども、子供を産まないという選択をするとまた別のチャートが始まるわけで、そういうことも、体の男女だけではわけられない人間ってグラデーションって話も、またいろいろ知りたくなっちゃった。でもとにかく今回のサイエンスとしての見方は勉強になったな。あと最後はやっぱり「お前(私ね)、病院行け」ってことで締められマシタ。

苦しいんでる人が、少しでも苦しくなくなるといいね、と思う。苦しくない人が、無知に胸を痛めたり、驚いたり悲しんだりしてほしいのではなく、他人も自分も傷つけない世の中を、願ってくれたらいいなと思う。あとあと、咲楽ちゃんが良いお医者さんと出会えますように。

 

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