こんらん

脳内漏洩。怪我しないでね。

このまま蒸発して

過去の汚点かぁっていろいろ考えてたら、忘れかけてた中学生の頃の大失敗を急に思い出した。自分だけの問題だったら、それ自体あんまり失敗と思わずにやってきたと思うんだけど、クラスメイトを巻き込んでいることに良心が痛まなくもない。しかしその結果、私が責められたとか孤立したということはなくて、後も取りざたされぬまま卒業したし、私自身が大いに反省or謝罪をしていたという記憶もない。ただただ、失敗の最中の「やばいやばいやばい」という感情と状況だけ、今でも覚えている。

1度だけちゃんとした同窓会に出席したが、私は中心人物ではないし、普通に毎日学校に通っている人たちには私の知らないエピソードもいっぱいあって、“その時”が話題に上ることはなかった。当時も今も影では言われてたかもしれないけど、それについては知ったこっちゃいない。いじめとかにならなかっただけ、我が同級生たちはあからさまではなかったということだ。よかったよかった。

しかし今思い出しても気持ちが焦る。冷や汗が出る。当時の私、たぶん調子に乗っていたし、「どうにでもなれぃ!」という気持ちが悪い方に出たなと思う。出しゃばらずに、陰キャ陰キャらしく、黙っていればよかった。ただでさえあまり学校に行っていなかったのだから、クラスメイトと心合わせて、というのは土台無理だったのだ。今となれば他人事のように不思議に思う。何故自ら面倒事に飛び込んだのだろうと。

私はこの先、同メンバーの同窓会に、呼ばれることもないし行くこともないと思う。伝わらないし、無意味なのは承知で、今ここで謝っておくね。あの時、調子に乗って、先先焦っちゃって、みんなを振り回して、迷惑かけちゃって、ごめんなさい。どうかどうか、忘れてください。私も、努力して忘れます。その結果私とみんなの間に印象的な思い出がひとつもなくなってしまうとしても。

都合のいい脳みそなので、事実がどんなだったか、正直ほとんど覚えていない。どういう経緯でそうなったかも正確には思い出せず、その時急に“本番”になった感覚で、ど緊張して、「できませーん!」と叫んで逃げ出す妄想をホントの直前までしていた気がする。結果逃げなかったのだからいいじゃないかと、当時も今も優しいみんなは言うかもしれない。しかし、随分と時が経った今でも、代役を立てられるならその方がよっぽどよかっただろうと、私は思っている。

もしも、全てが勘違いで、私一人の忌まわしい記憶であるなら、それも良い。みんなの傷になっていないことが何よりも良い。集団行動なのだからみんなの責任とする美学もあるのだろうが、私はきっと承服できない。結束力や絆という言葉で纏めるには、私が浅はかだし、実際そこまでのものじゃない。私自身の所属感が薄いのが、理由でもあるし原因でもあるし結果でもあるのだ。もし、誰ひとり「私の失敗」という認識がないのなら、願ったり叶ったりで、どうぞそのまま。私もこの話をひとまず脳内から出したのは初めてな気がして、もうこれっきりで忘れてしまいたいと思っている。

 

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